更新日2017年9月17日
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これでわかる裁判員制度の基礎知識では、わかりにくい制度の趣旨や疑問を、わかりやすく説明しています。

これでわかる裁判員制度の基礎知識

裁判員制度の疑問や不安をやさしくしく解説。

平成16年5月21日「裁判員の参加する刑事裁判に関する法律」が成立し、われわれ国民も裁判員として裁判に参加することになります。

これでわかる裁判員制度の基礎知識では、裁判員制度についての疑問や不安を誰にでもわかりやすいように解説しています。

裁判員制度最新ニュース
(毎日新聞 2010年9月26日 地方版より)

裁判員制度:法曹3者が要点解説 来月16日・大阪地裁で説明会

10月1日からの「法の日週間」にちなみ、裁判官、検察官、弁護士の法曹3者による「裁判員制度説明会」が16日午後1時半から、大阪地裁で開かれる。

制度のポイント解説やビデオ上映、法廷見学などを予定。無料。申し込みは8日までにファクスで大阪地検(06・4796・2635)へ。用紙は大阪地裁のホームページ(http://www.courts.go.jp/osaka/)からダウンロードできる。

また、自転車同士の事故を想定して調停手続きを学ぶ「民事手続説明会」が4日午後1時半から大阪地裁で開かれる。無料。申し込みは9月30日までに同地裁広報係(06・6316・2619)。



初めに当サイトの説明

裁判員制度のイロハを理解しながら、裁判の流れをリアルに仮体験できます。必要なプロセスを網羅し裁判員制度に対する不安感をなくす目的で作られたゲームです。




最高裁判所の写真は東京フリー写真素材集様からお借りしています。

当サイトは、忍者ツールのホームページで作成されています。

裁判員制度とはなんだろう?

裁判員制度とは?

裁判員制度とは、無作為に選ばれた一般市民が裁判員として、裁判に参加する制度です。

なぜ裁判員制度?

裁判員制度は、われわれ一般市民が司法参加することより市民が持つ日常感覚や常識といったものを裁判に反映すること、裁判時間を短縮することが目的とされています。

裁判員制度の対象事件

裁判員制度が適用される事件は地方裁判所で行われる刑事裁判のうち 殺人や傷害致死などの重大犯罪・・・

裁判員選任の疑問

裁判員の選ばれ方

裁判員は、衆議院議員の選挙権のある人の中から、翌年度の裁判員候補予定者を毎年抽選で選び、裁判所ごとに裁判員候補者名簿を作ります。

裁判員になるための資格

裁判員は、衆議院議員の選挙権のある人なら、誰でもなることができます(裁判員法13条)。

裁判員に手当は出るの?

裁判員には、旅費、日当、宿泊料が支給されることとなっています(裁判員法11条)日当の具体的な金額は、まだ決まっていませんが、・・

裁判員は辞退できるの?

裁判員に選ばれたら、原則として辞退できないことになっています。
しかしながら、辞退が許される場合もあります。(裁判員法16条)

裁判員の守秘義務

裁判員は、評議の秘密その他の職務上知り得た秘密を漏らすことはできません。これに違反すると六月以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処せられます。

裁判員に選ばれたら

裁判員は何をするの?

裁判員は、刑事事件の法廷(公判といいます。)に出席し、裁判官と一緒に裁判を行っていきます。

法律知らなくても大丈夫?

裁判員は法律を知らなくてももちろん大丈夫です。
裁判員は公判に出席し、裁判官と一緒に裁判を行っていき証拠や事件の事実関係から、事実があったか、なかったかを判断します

裁判員になったことを話してもいいの?

裁判員法72条では何人も、裁判員、補充裁判員又は裁判員候補者若しくはその予定者の氏名、住所その他の個人を特定するに足りる情報を公にしてはならない。となっています。

裁判員のプライバシーは守られますか?

裁判員法72条では何人も、裁判員、補充裁判員又は裁判員候補者若しくはその予定者の氏名、住所その他の個人を特定するに足りる情報を公にしてはならない。となっています。

審理期間中に欠席はできるの?

裁判員は審理が始まると裁判に出席する義務があります。原則欠席はできません。

審理の内容

裁判の場所と期間は?

裁判員制度で行われる裁判所は、裁判員候補者の居住している地を管轄する地方裁判所です。

審理は一日何時間?

実際の審理日数や審理時間は、それぞれの事件の内容などにより異なりますので、一概には言えません。

判決・刑の決め方は?

裁判員は公判に出席し、裁判官と一緒に裁判を行っていき証拠や事件の事実関係から、事実があったか、なかったかを判断します。